有方 大介 様
兵庫大学
1999年卒業

- 当時をふり返って
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大学開学年に入学し、多様な学びと経験をさせていただいた4年間であり、私の人生の方向性を決定づける大きな出会いをいただいた貴重な時間となりました。プロスポーツの最前線で活躍されていた恩師との出会いがなければ今の私はありません。物事の本質を教授していただき、この出会いと経験が将来の職業を具体的に考えるきっかけとなり、現在に至ります。今は、sitting volleyball女子日本代表の専任トレーナー(バレーボール(座位))に従事しており、東京2020パラリンピックの経験を経て、2024年に開催されるパリパラリンピックに出場できるよう選手サポートを行っております。
大学の正門には厳かな雰囲気が漂う石碑があり、そこには聖徳太子の「貴為和以」とありました。「和」の重要性、その言葉は常日頃から私の潜在意識に刻まれることとなり、今なお、人と接する・繋がる・協働する際の礎となっています。 - これからの学園に期待すること
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これまでの100年とこれからの100年、過去と未来の轍を繋ぎ、人が幾つになっても、またいかなる環境にあっても「知りたい・学びたい・究めたい」と思う知的好奇心・向上心に寄り添い、そして包み込む存在として在り続けていただきたいと願います。
加えて、人の心を前向きに突き動かすことができる魅力ある人材の育成と輩出をこれからも続けていかれることを大いに期待しております。